【犬のしつけ】はじめてでも大丈夫!おうちでできる基礎トレーニングをご紹介!
はじめに
犬のしつけは、犬が人間社会で安全に過ごすため、また、犬と飼い主さんが幸せに暮らすためにもとても大切です。しつけをすることによって、犬の問題行動を防ぐことができ、犬と飼い主さんのより良い関係性を築くことにもつながります。今回の記事では、ミックス犬を含む犬の基本となるトレーニングについて解説します。

しつけを始めるタイミングは?

犬のしつけは、「できるだけ早く」始めるのが理想です。特に、生後2〜3ヶ月頃の子犬期は学習能力が高く、しつけがしやすい時期になります。
ただ、成犬になってからでもしつけることは可能です♪子犬に比べると成犬の場合、すでに身に付いた習慣を変えるのに時間はかかりますが、根気よく続ければ十分に学習できます。

すぐに成果が出なくても、飼い主さんのあきらめない気持ちと、余裕を持って愛犬と接することが大切だよ♪
しつけをする際のポイント3選
- 犬がリラックスできる環境で行う
- 短い時間でこまめに練習する(1回5〜10分)
- 成功したらすぐに褒める
この3つを意識しながら、しつけを行いましょう!
ここからは、基本的なしつけトレーニングとそのポイント、注意点についてご紹介していきます。
愛犬との毎日がもっと楽しくなるヒントがきっと見つかるはず!ぜひチェックして、愛犬と一緒にチャレンジしてみてくださいね♪

トイレトレーニング

トイレトレーニングは、しつけの中でも最も重要な項目のひとつです。正しい場所で排泄ができるようになれば、飼い主さんの負担も減り、清潔な生活環境を保つことができます。
トイレトレーニングの教え方
まずは、トイレシートやトイレトレーを設置し、トイレの場所を決めます。犬は、自分の寝床や生活空間の近くでは排泄をしない習性があります。できるだけ、犬の生活するスペースと離れた場所で、落ち着いた環境にトイレを設置してあげるようにしましょう。
犬は「寝起き」「食後」「遊んだ後」などに排泄しやすい傾向があります。トイレをする前に床の匂いを嗅ぎながらグルグルと回り始めることが多いので、そのタイミングを見計らってトイレまで誘導します。
トイレがうまくできたら、すぐに「いい子だね!」と褒めてあげましょう。繰り返し行うことで、犬はトイレの場所とタイミングを覚えるようになります。
トイレトレーニングのポイント・注意点
- 失敗しても叱らない
- 成功したら褒める
トイレトレーニングのポイントは、「失敗しても叱らない」「成功したら褒める」この2つを徹底しましょう!
トイレを失敗したときに叱ってしまうと、犬は「トイレをすると叱られる」と学習してしまい、人がいない場所で隠れて排泄をする可能性があります。もし失敗しても、反応せずに無言で片付けるようにしましょう。
そしてトイレが成功したら、しっかり褒めてあげることが大切です。名前を呼びアイコンタクトを取って「よくできたね!」と心から喜んで褒めてあげましょう。

コマンドトレーニング

コマンドとは、「おすわり」「待て」「おいで」など、飼い主さんの指示に従うための合図のことです。コマンドを教えることで、飼い主さんと犬とのコミュニケーションを深め、信頼関係が築きやすくなります。また、愛犬の行動をコントロールすることで、危険から回避し、安全な生活を送ることにもつながります。
おすわり

「おすわり」は、落ち着きを持たせて興奮を抑えるのに有効です。信号待ちやドッグカフェなどでも役立つ基本的なコマンドとなるので、まずは「おすわり」ができるようにしましょう。
待て

「待て」は、興奮した時の衝動的な行動を防ぎます。「おすわり」と「待て」を併用することで危険を回避することにも役立ちます。「おすわり」ができるようになってから教えるようにしましょう。
おいで

「おいで」は、呼び戻しに役立ち、危険な状況を回避できます。万が一、外でリードが外れてしまった時などでも、「おいで」を教えておくことで事故やトラブルの防止につながります。
- 短い言葉でわかりやすく伝える
- コマンドは統一する
- 同時にいくつも教えすぎない
コマンドは、犬が分かりやすい言葉で、はっきりとメリハリを付けて伝えることが大切です。何度も繰り返さずに1度だけコマンドを出し、1度言ったら犬がその動作をとるまで少し待つか、補助を入れてあげるようにします。
また、犬が混乱するので、コマンドは家族内で統一し、ひとつのことを覚えてから次の訓練に入るようにしましょう。

ハウストレーニング

ハウストレーニングとは、ハウス(クレートやケージ)に入って落ち着いて過ごせるようにするためのトレーニングです。犬にとってハウスが「安心できる場所」になれば、留守番や外出先でもストレスを最小限に抑えることができます。
ハウストレーニングの教え方
犬が落ち着いて快適に過ごせるハウスを用意します。おすわりした時にも頭がぶつからない高さで、無理なく方向転換ができる大きさのものを選びましょう。
最初は扉を開けたままにして、犬が安心できる場所にハウスを置きます。中にオヤツを放り入れて、ハウスに入ることを繰り返し行います。褒めながら行い、「ハウスに入ると良いことがおきる」と認識させます。
犬がハウスに入ったときに「ハウス」と声をかけて、ハウスに入る行動と「ハウス」という言葉を関連付けます。
ハウスに入ることに慣れてきたら、扉を閉める練習をします。ハウスに入ったら扉を閉めておやつを与え、すぐに扉を開けます。何度も繰り返し行い、ハウスにいる時間を少しずつ伸ばしていきましょう。
ハウストレーニングのポイント・注意点
- 無理にハウスに入れない
- 少しずつ慣れさせる
嫌がる犬を無理にハウスへ入れたり、長い時間閉じ込めることは避けてください。まずはハウスを好きになってもらうことが大切です。
ハウストレーニングは、最初は数秒の短い時間から始め、徐々に時間を長くして少しずつ慣れさせるようにしましょう。

社会化トレーニング

社会科トレーニングとは、犬がさまざまな環境や人、他の動物に慣れるためのトレーニングです。社会化トレーニングをしっかり行うことで、吠え癖や怖がりの改善につながります。
子犬の社会化期は、生後3週〜16週頃(1〜4ヶ月頃)と言われています。この時期にさまざまな刺激に慣れさせることで、物怖じしないフレンドリーな性格になるでしょう。社会化期を過ぎても犬の社会化は可能です。ただし、年齢を重ねるごとに社会化に時間がかかる傾向があるため、早めに行うのが理想です。
社会化トレーニングの方法
掃除機、洗濯機、ヘアドライヤー、インターホンなどの生活音に慣れさせましょう。最初は、小さな音から始めて、徐々に慣れさせていくようにします。
男性、女性、子供、高齢者など、さまざまなタイプの人と触れ合う機会をつくりましょう。家族以外の人が触れる時に、おやつを与えてもらうようにすると慣れやすいのでおすすめです。
子犬のうちに、できるだけ他の犬と一緒に遊ぶ時間をつくるようにします。子犬は、パピー教室や幼稚園を利用するのもおすすめです。成犬の場合は、散歩中、ドッグカフェ、動物病院など、他の犬と出会う機会はたくさんあります。相手の犬や飼い主さんの様子を確認したうえで挨拶し、触れ合うようにしましょう。
外に出て、自転車・バイク・車・電車・踏切など、外の環境に慣れさせます。子犬はワクチン接種が完了するまで散歩ができませんが、抱っこやカートなどで外の世界を見せてあげるようにしましょう。
社会化トレーニングのポイント・注意点
- できるだけ子犬のうちから始める
- 少しずつ鳴らして無理はさせない
もし犬が怖がったり嫌がったりする場合は、無理にさせず、少しずつ慣らしていくようにしましょう。愛犬の様子をよく確認し、愛犬のペースに合わせてトレーニングを進めることが大切なポイントです。
もし「しつけがうまくいかない」「問題行動が改善しない」と悩んでいるなら、プロのドッグトレーナーに相談するのもひとつの方法です。プロのドッグトレーナーに直接見てもらうことで、その犬の性格に合った適切なしつけができます。飼い主さんが正しい指導方法を学ぶことができるのも大きなメリットです。
しつけについて考える飼い主さんが増えていることもあって、犬のしつけ教室は近年で増加傾向にあります。しつけ教室の場を設けている動物病院も増えているので、かかりつけの病院で問い合わせてみるといいでしょう。獣医師から地域のしつけ教室の情報を紹介してもらえる場合もありますよ!

写真提供:マルックスのくま さん
@marux_no_cuma
今回の記事では、基本のトレーニングについて解説しました。犬のしつけは、愛犬との生活をより快適にするための大切なプロセスです。飼い主さんは、焦らずに愛犬のペースに合わせてトレーニングを進めましょう。しつけを通じて愛犬との絆を深めてくださいね!
