愛犬の健康を守る!犬がかかりやすい病気とその予防法について解説
はじめに
犬が生涯を通してかかりやすい病気には、さまざまな種類があり、それぞれが異なる症状と原因を持ちます。この記事ではミックス犬を含む、犬全般に共通する病気とその予防法や対策について解説します。

皮膚病

『皮膚病』は犬が特にかかりやすい病気の一つです。痒みや皮膚の赤み、脱毛などの症状が特徴です。原因としては、アレルギー、ノミやダニの寄生、栄養バランスの乱れなどが挙げられます。特にミックス犬は遺伝的な要因も絡むため、パピー期から皮膚の特性を理解しておくことが重要です。
予防ポイント
- 定期的なシャンプーとブラッシングで皮膚を清潔に保つ。
- 虫が活発な時期には(ノミ・マダニ・フィラリア)予防薬を準備する。
- 室内を快適な温度・湿度で保ち、細菌や真菌の繁殖を抑える。
- 部屋を清潔にし、ハウスダストや花粉などのアレルゲンを取り除く。

虫歯と歯周病

『歯の健康』も犬の寿命に大きく影響を与える要素です。犬は比較的虫歯は少ないものの、5%程度の犬が虫歯にかかると言われており、放置すると痛みや食欲不振の原因となります。歯石の蓄積による『歯周病』も、進行すると抜歯が必要になる場合があり、口臭や食欲減退のサインを見逃さないようにしましょう。
おすすめの歯磨き手順!
- 歯ブラシに対する恐怖心をなくすため、ブラシを歯に一瞬あててから褒めた後に、ご褒美をあげます。
- 歯ブラシへの抵抗がなくなったら徐々に時間を延ばし、少しずつ動かしながら歯みがきをします。
- 磨きやすい犬歯や切歯(前歯)から始め、徐々に奥の方の歯まで磨きましょう。
犬の虫歯予防には、歯磨きが最も効果的です。歯磨きは毎日行うことを心がけ、歯垢が歯石になるスピードである3~5日以内に歯垢を除去しましょう。
歯磨きが苦手なワンちゃんの場合は、デンタルガムや歯磨きペーストなどのグッズを活用しよう!


椎間板ヘルニア

特に小型犬や長い胴体を持つ犬種に多く見られる『椎間板ヘルニア』は、背骨に過度な負担がかかることで発症します。初期症状としては、歩行困難やふらつきが見られ、進行すると麻痺や排尿困難を引き起こすことがあります。

白内障

『白内障』は、特に高齢犬に多く見られる眼疾患で、進行すると失明に至ることもあります。早期発見が重要で、目の濁りや視覚異常が見られた場合はすぐに獣医師の診断を受けるべきです。白内障は手術によって治療できる場合もありますが、予防としては抗酸化物質を含む食事やサプリメントの摂取が推奨されています。

熱中症

特に夏場には『熱中症』のリスクが高まります。犬は汗をかくことができず、体温調節が難しいため、室内飼いの犬であっても十分な注意が必要です。症状としては、パンティング(激しい呼吸)、口の粘膜の赤み、体温の上昇が見られます。放置すると命に関わるため、早急な対応が求められます。

アレルギー

『アレルギー』は皮膚炎や消化不良など、さまざまな症状を引き起こします。食物アレルギー、ノミによるアレルギー、そしてアトピー性皮膚炎がよく見られるアレルギーの一種です。アレルゲンの特定には、アレルギー検査や除去食を用いることが一般的です。特にアトピー性皮膚炎は完治が難しく、対症療法によって症状を軽減します。

下痢

『下痢』は犬にとって一般的な健康問題ですが、原因は多岐にわたります。食事やストレス、異物の摂取、寄生虫、ウイルス、または膵炎などの重篤な疾患が原因となることもあります。軽度の下痢であれば自然に治癒することもありますが、血便や嘔吐を伴う場合は早急に動物病院を受診する必要があります。
本記事では、犬が生涯を通してかかりやすい代表的な病気とその予防法について解説しました。
大切な愛犬の健康を守るためには、日頃からのケアと早期発見が非常に重要です。定期的な健康診断や適切な食事、環境の管理を行い、症状が見られた際には早めに対応することで、愛犬の健やかな生活をサポートしましょう。
